データ活用に興味があり、これから取り組みたいと考えていて、次のような課題を抱えられている人(企業)を対象としています。
このテキストではデータ活用のプロセスに焦点を当てているため、数学や統計学、プログラミングの知識は不要です。
このテキストでは、これからデータを活用していきたい企業の方のために、データを活用するためのプロセスを解説します。このデータ活用のプロセスを俯瞰できると、「何から手をつけるか」「何が必要か」が明確になり、データ活用の実践に踏み出せます。
まず、解決するべき問題を理解します。データ分析というと調査手法や解析手法に目が行きがちですが、「どうやって調べるか」よりも先に、「何のために、何が知りたいか」を明確にすることが重要です。ここでは、データ分析がどのように成果につながるかを明確にします。
情報やデータは課題解決の材料とみなすことができます。ここでは、課題解決に必要な情報を整理し、その取得方法を検討し、情報収集、整理を実施します。
各種分析手法を用いてデータの中からパターンや役立つ情報を見つけます。また、この分析結果が課題解決に役に立つかを評価します。
分析結果を踏まえ、課題解決策を実施し、その成果をモニタリングします。このモニタリングにより、PDCAサイクルを回し継続的な改善を実施します。
このテキストではより理解を深めていただくために、仮想の美容院を使い、ケーススタディをしていただきます。
この美容院は「来店客数をベテランスタイリストの引退前の水準に戻したい」と考えています。あなたは、この問題をデータの観点で分析し、さらに解決策を考案するために美容院から呼ばれました。
「データから価値を創造する」一般社団法人データマーケティングラボラトリー
Copyright© DML All Rights Reserved.