折れ線グラフ

準備

サンプルデータとしてRに同梱されている「airquality」を使います。なお、処理を煩雑にしないために5月のデータを抽出して、このデータで解説します。

# ライブラリの読み込み
library(ggplot2)
library(dplyr)

# データの確認
data <- filter(airquality, Month == 5)
head(data)

##   Ozone Solar.R Wind Temp Month Day
## 1    41     190  7.4   67     5   1
## 2    36     118  8.0   72     5   2
## 3    12     149 12.6   74     5   3
## 4    18     313 11.5   62     5   4
## 5    NA      NA 14.3   56     5   5
## 6    28      NA 14.9   66     5   6

折れ線グラフを作成する

温度（Temp）変化を折れ線グラフで描画します。折れ線グラフの作成にはgeom_line()関数を使います。

ggplot(data, aes(x = Day, y = Temp)) +
  geom_line()  # 折れ線グラフの指定

折れ線グラフを重ね書きする

変数が少ない場合は、geom_line()関数でy軸の変数をそれぞれ指定します。また、colourで折れ線の色を指定します。

ggplot(data, aes(x = Day)) +  # 横軸は共通なのでここで指定する
  geom_line(aes(y = Temp, colour ="Temp")) +
  geom_line(aes(y = Wind, colour = "Wind"))

折れ線グラフに点を追加する

折れ線グラフに点を追加するために、geom_point()を追加します。また、点の体裁を変更するには、geom_point()関数の中で指定します。大きさはsize、点の形はshape、色はcolourで設定します。

ggplot(data, aes(x = Day, y = Temp )) +
  geom_line() +
  geom_point()

折れ線の体裁を変更する

折れ線の体裁はgeom_line()関数の中で指定します。linetypeで折れ線の種類（dashed：破線）、sizeで太さ、colourで色を設定します。

ggplot(data, aes(x = Day, y = Temp)) +
  geom_line(linetype = "dashed", size = 1, colour = "blue")